陽極/陰極/補助電極/極間距離
アルミニウム表面処理用語において、”a) 一般”に分類されている用語のうち、『陽極』、『陰極』、『補助電極』、『極間距離』のJIS規格における定義その他について。
アルミニウム及びアルミニウム合金の陽極酸化処理及び化成処理などに関する主な用語として、アルミニウム表面処理用語(JIS H 0201)において、”a) 一般”に分類されている表面処理用語には、以下の、『陽極』、『陰極』、『補助電極』、『極間距離』などの用語が定義されています。
アルミニウム表面処理用語(JIS H 0201)
⇒【 a) 一般 】
分類: アルミニウム表面処理用語 > a) 一般
番号: 113
用語: 陽極
定義:
陰イオンの放電、陽イオンの生成及びその他の酸化反応が行われる極。
対応英語(参考):
anode
分類: アルミニウム表面処理用語 > a) 一般
番号: 114
用語: 陰極
定義:
陽イオンが電気化学的に金属又は水素に還元して析出し、陰イオンが生成する極。
対応英語(参考):
cathode
分類: アルミニウム表面処理用語 > a) 一般
番号: 115
用語: 補助電極
定義:
均一な陽極酸化皮膜(※1)の生成を目的に使う補助的な陰極、又は陽極。
対応英語(参考):
auxiliary electrode
分類: アルミニウム表面処理用語 > a) 一般
番号: 116
用語: 極間距離
定義:
陽極と陰極との距離。
対応英語(参考):
distance between electrodes,
anode-cathode distance
(※1)
陽極酸化皮膜とは、陽極酸化処理(陽極処理ともいい、陽極における電気化学的な酸化処理の総称)によって生成した皮膜のことです。
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