合金,酸化,硫酸,性質,腐食等のJIS用語

 

鏡面反射/反射率/光沢/鏡面光沢度



アルミニウム表面処理用語において、”a) 一般”に分類されている用語のうち、『鏡面反射』、『反射率』、『光沢』、『鏡面光沢度』のJIS規格における定義その他について。

アルミニウム及びアルミニウム合金の陽極酸化処理及び化成処理などに関する主な用語として、アルミニウム表面処理用語(JIS H 0201)において、”a) 一般”に分類されている表面処理用語には、以下の、『鏡面反射』、『反射率』、『光沢』、『鏡面光沢度』などの用語が定義されています。

アルミニウム表面処理用語(JIS H 0201)
⇒【 a) 一般 】


分類: アルミニウム表面処理用語 > a) 一般

番号: 137

用語: 鏡面反射

定義:
物体表面に入射した光束が、映像を作るような状態で反射される現象。
正反射ともいう。

対応英語(参考):
mirror reflection,
specular refrection


分類: アルミニウム表面処理用語 > a) 一般

番号: 138

用語: 反射率

定義:
入射光に対する反射光の強度比。
一般に百分率(%)で表す。
鏡面反射率は、鏡面反射における反射率。
全反射率は鏡面反射率と拡散反射
(※1)率の和。

対応英語(参考):
reflectivity,
reflectance


分類: アルミニウム表面処理用語 > a) 一般

番号: 139

用語: 光沢

定義:
射光によって感じられる物体表面の属性。
正反射光成分の大小によって光沢の大小が定められる。
つやともいう。

対応英語(参考):
gloss,
luster


分類: アルミニウム表面処理用語 > a) 一般

番号: 140

用語: 鏡面光沢度

定義:
物体表面からの鏡面反射光と基準面(屈折率 1.567のガラス)からの鏡面反射光との比。
単純に光沢度ともいう。
鏡面反射率10%の面の鏡面光沢度は約100となる。

対応英語(参考):
relative-specular glossiness


(※1)
拡散反射とは、物体表面に入射した光束が、その表面から映像を作らないような状態で各方向に反射される現象のことです。