合金,酸化,硫酸,性質,腐食等のJIS用語

 

色/色差/ブルースケール/グレースケール



アルミニウム表面処理用語において、”a) 一般”に分類されている用語のうち、『色』、『色差』、『ブルースケール』、『グレースケール』のJIS規格における定義その他について。

アルミニウム及びアルミニウム合金の陽極酸化処理及び化成処理などに関する主な用語として、アルミニウム表面処理用語(JIS H 0201)において、”a) 一般”に分類されている表面処理用語には、以下の、『』、『色差』、『ブルースケール』、『グレースケール』などの用語が定義されています。

アルミニウム表面処理用語(JIS H 0201)
⇒【 a) 一般 】


分類: アルミニウム表面処理用語 > a) 一般

番号: 141

用語:

定義:
物体の入射光、反射光、透過分光成分及び観察者の分光感受性などによって支配される物体の外観。

対応英語(参考):
colour


分類: アルミニウム表面処理用語 > a) 一般

番号: 142

用語: 色差

定義:
色の相違を数量的に表したもの。

対応英語(参考):
colour difference


分類: アルミニウム表面処理用語 > a) 一般

番号: 143

用語: ブルースケール

定義:
染料の光堅ろう度測定のための国際的スケール。
このスケールは光堅ろう度の異なる8種類の青色染料で染めたウールの布である。

対応英語(参考):
blue scale


分類: アルミニウム表面処理用語 > a) 一般

番号: 144

用語: グレースケール

定義:
色の変化を評価するために使用される、異なる濃さの灰色に染色した国際的なスケール。

対応英語(参考):
gray scale


(※1)
光堅ろう度とは、長期の光暴露に対する着色表面の耐久性のことです。
なお、アルミニウム及びアルミニウム合金の着色陽極酸化皮膜の促進耐光性試験方法における、光堅ろう度試験については以下のJIS規格があります。

JIS H 8685-1
アルミニウム及びアルミニウム合金の着色陽極酸化皮膜の促進耐光性試験方法−第1部:光堅ろう度試験

JIS H 8685-2
アルミニウム及びアルミニウム合金の着色陽極酸化皮膜の促進耐光性試験方法−第2部:紫外光堅ろう度試験