合金,酸化,硫酸,性質,腐食等のJIS用語

 

ミスト防止剤/すて材/染料



アルミニウム表面処理用語において、”b) 処理剤(処理材)・設備器具”に分類されている用語のうち、『ミスト防止剤』、『すて材』、『染料』のJIS規格における定義その他について。

アルミニウム及びアルミニウム合金の陽極酸化処理及び化成処理などに関する主な用語として、アルミニウム表面処理用語(JIS H 0201)において、”b) 処理剤(処理材)・設備器具”に分類されている表面処理用語には、以下の、『ミスト防止剤』、『すて材』、『染料』などの用語が定義されています。

アルミニウム表面処理用語(JIS H 0201)
⇒【 b) 処理剤(処理材)・設備器具 】


分類: アルミニウム表面処理用語 > b) 処理剤(処理材)・設備器具

番号: 204

用語: ミスト防止剤

定義:
表面処理操作中に発生するミストの抑制剤。

対応英語(参考):
mist suppressant


分類: アルミニウム表面処理用語 > b) 処理剤(処理材)・設備器具

番号: 205

用語: すて材

定義:
陽極処理又は電解着色
(※1)における端部に流れる過大な電流を吸収するために被処理物と同極につるす補助材。
ダミー材ともいう。

対応英語(参考):
thief,
robber


分類: アルミニウム表面処理用語 > b) 処理剤(処理材)・設備器具

番号: 206

用語: 染料

定義:
溶媒に溶解し、染着可能な染剤の総称。
有機染料と無機染料とがある。

対応英語(参考):
dye,
dyestuff


(※1)
電解着色とは、多孔性皮膜を生成後、金属塩を溶解した浴中で電解を行って、金属又は金属化合物を皮膜の微細孔内に析出させ着色させることです。
電解着色させた皮膜を、電解着色皮膜といいます。