合金,酸化,硫酸,性質,腐食等のJIS用語

 

食用色素/封孔助剤/ろ過助剤



アルミニウム表面処理用語において、”b) 処理剤(処理材)・設備器具”に分類されている用語のうち、『食用色素』、『封孔助剤』、『ろ過助剤』のJIS規格における定義その他について。

アルミニウム及びアルミニウム合金の陽極酸化処理及び化成処理などに関する主な用語として、アルミニウム表面処理用語(JIS H 0201)において、”b) 処理剤(処理材)・設備器具”に分類されている表面処理用語には、以下の、『食用色素』、『封孔助剤』、『ろ過助剤』などの用語が定義されています。

アルミニウム表面処理用語(JIS H 0201)
⇒【 b) 処理剤(処理材)・設備器具 】


分類: アルミニウム表面処理用語 > b) 処理剤(処理材)・設備器具

番号: 210

用語: 食用色素

定義:
食品衛生法で指定された合成着色料。
食品に接するアルミニウム製器物の染色
(※1)に使用する。

対応英語(参考):
food colour,
food dye


分類: アルミニウム表面処理用語 > b) 処理剤(処理材)・設備器具

番号: 211

用語: 封孔助剤

定義:
水和封孔の効果を増すために処理浴に加える薬剤。
ニッケル塩、クロム酸塩、トリエタノールアミンなどがある。

対応英語(参考):
sealing additives


分類: アルミニウム表面処理用語 > b) 処理剤(処理材)・設備器具

番号: 212

用語: ろ過助剤

定義:
ろ過効果を上げるために、ろ布に充てんする助剤。

対応英語(参考):
filter aid


(※1)
染色とは、陽極酸化皮膜(陽極酸化処理によって生成した皮膜)の多孔性を利用した、染料(有機染料と無機染料とがあり、溶媒に溶解し、染着可能な染剤の総称)の吸着による皮膜の着色のことです。