化学梨地仕上げ,化学なし地仕上げ/スピン仕上げ/ヘヤライン仕上げ
アルミニウム表面処理用語において、”c) 前処理”に分類されている用語のうち、『化学梨地仕上げ(化学なし地仕上げ)』、『スピン仕上げ』、『ヘヤライン仕上げ』のJIS規格における定義その他について。
アルミニウム及びアルミニウム合金の陽極酸化処理及び化成処理などに関する主な用語として、アルミニウム表面処理用語(JIS H 0201)において、”c) 前処理”に分類されている表面処理用語には、以下の、『化学梨地仕上げ(化学なし地仕上げ)』、『スピン仕上げ』、『ヘヤライン仕上げ』などの用語が定義されています。
アルミニウム表面処理用語(JIS H 0201)
⇒【 c) 前処理 】
分類: アルミニウム表面処理用語 > c) 前処理
番号: 304
用語: 化学梨地仕上げ(化学なし地仕上げ)
定義:
品物を特定溶液中に浸せきして行う梨地(※1)仕上げ(なし地仕上げ)。
対応英語(参考):
chemical mat finish
分類: アルミニウム表面処理用語 > c) 前処理
番号: 305
用語: スピン仕上げ
定義:
同心円形の研磨模様を数多く付けた仕上げ。
サーキュラ仕上げともいう。
対応英語(参考):
spin finish,
circular finish
分類: アルミニウム表面処理用語 > c) 前処理
番号: 306
用語: ヘヤライン仕上げ
定義:
連続した細かいすじ模様の仕上げ。
対応英語(参考):
hari-line finish
(※1)
梨地(なし地)とは、表面に微細な凹凸を均一に形成させた、無方向性のつや消しに仕上げた表面の状態のことです。
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