合金,酸化,硫酸,性質,腐食等のJIS用語

 

ダイヤひき目仕上げ/光輝仕上げ/ブラスト処理



アルミニウム表面処理用語において、”c) 前処理”に分類されている用語のうち、『ダイヤひき目仕上げ』、『光輝仕上げ』、『ブラスト処理』のJIS規格における定義その他について。

アルミニウム及びアルミニウム合金の陽極酸化処理及び化成処理などに関する主な用語として、アルミニウム表面処理用語(JIS H 0201)において、”c) 前処理”に分類されている表面処理用語には、以下の、『ダイヤひき目仕上げ』、『光輝仕上げ』、『ブラスト処理』などの用語が定義されています。

アルミニウム表面処理用語(JIS H 0201)
⇒【 c) 前処理 】


分類: アルミニウム表面処理用語 > c) 前処理

番号: 307

用語: ダイヤひき目仕上げ

定義:
旋盤
(※1)などにダイヤモンドバイトを取り付けて加工する細かい切削ひき目の光沢仕上げ。

対応英語(参考):
diamond-cut finish


分類: アルミニウム表面処理用語 > c) 前処理

番号: 308

用語: 光輝仕上げ

定義:
光輝面を作る処理液に浸すことによって、金属表面を光輝面に仕上る処理。
処理方法には電解研磨又は化学研磨がある。
この仕上げ方法に適合する素材に高純度アルミニウム、光輝アルミニウム合金などがある。

対応英語(参考):
bright finish,
bright dipping


分類: アルミニウム表面処理用語 > c) 前処理

番号: 309

用語: ブラスト処理(※2)

定義:
アルミナ、ショット、グリッド、ガラスビーズなどを用いて、空気の流れによって吹き付ける表面処理。

対応英語(参考):
abrasive blasting


(※1)
旋盤とは、主に金属材料を工作物とする機械加工に使われる代表的な工作機械の一種で、金属材料(工作物)などに回転運動を与え、バイトなどの工具に送り運動を与えることにより、外丸削り、突切り、ねじ切り、中ぐり、正面削りなどの切削加工を工作物に施す工作機械です。
旋盤には一般的な汎用旋盤から、自動旋盤、数値制御されたNC旋盤(CNC旋盤)など、用途や加工目的・手段などにより様々な旋盤があります。

(※2)
ブラスト処理には、サンドブラスト、ショットブラスト、ガラスビーズブラストなどがあります。