合金,酸化,硫酸,性質,腐食等のJIS用語

 

液体ホーニング/研磨/ベルト研磨



アルミニウム表面処理用語において、”c) 前処理”に分類されている用語のうち、『液体ホーニング』、『研磨』、『ベルト研磨』のJIS規格における定義その他について。

アルミニウム及びアルミニウム合金の陽極酸化処理及び化成処理などに関する主な用語として、アルミニウム表面処理用語(JIS H 0201)において、”c) 前処理”に分類されている表面処理用語には、以下の、『液体ホーニング』、『研磨』、『ベルト研磨』などの用語が定義されています。

アルミニウム表面処理用語(JIS H 0201)
⇒【 c) 前処理 】


分類: アルミニウム表面処理用語 > c) 前処理

番号: 313

用語: 液体ホーニング(※1)

定義:
粒状又は粉状の研磨材
(※2)を含む液を品物に噴射して行う研磨方法。

対応英語(参考):
liquid honing,
wet blasting


分類: アルミニウム表面処理用語 > c) 前処理

番号: 314

用語: 研磨

定義:
研削及び磨きの総称。

対応英語(参考):
sanding,
grinding,
polishing


分類: アルミニウム表面処理用語 > c) 前処理

番号: 315

用語: ベルト研磨

定義:
研磨材(剤)の付着したベルトを使用する研磨方法。
そのまま用いる乾式と、水又は油を用いる湿式がある。

対応英語(参考):
belt sanding,
belt grinding,
belt polishing


(※1)
液体ホーニングを行うための工作機械として、液体ホーニング盤があります。

(※2)
研磨材とは、削り、すりへらし又は磨くために使用する材料です。
そのうち特定のものを研磨材・たく(琢)磨材ということがあり、エメリ、アランダム、カーボランダム、ライムなどがあります。