しゅう酸皮膜/硫酸皮膜/クロム酸皮膜
アルミニウム表面処理用語において、”d) 陽極酸化処理(染色、封孔、排水処理)”に分類されている用語のうち、『しゅう酸皮膜』、『硫酸皮膜』、『クロム酸皮膜』のJIS規格における定義その他について。
アルミニウム及びアルミニウム合金の陽極酸化処理及び化成処理などに関する主な用語として、アルミニウム表面処理用語(JIS H 0201)において、”d) 陽極酸化処理(染色、封孔、排水処理)”に分類されている表面処理用語には、以下の、『しゅう酸皮膜』、『硫酸皮膜』、『クロム酸皮膜』などの用語が定義されています。
アルミニウム表面処理用語(JIS H 0201)
⇒【 d) 陽極酸化処理(染色、封孔、排水処理) 】
分類: アルミニウム表面処理用語 > d) 陽極酸化処理(染色、封孔、排水処理)
番号: 409
用語: しゅう酸皮膜
定義:
しゅう酸水溶液で陽極酸化処理して生成した皮膜。
日本で最初に工業化された陽極酸化法。
対応英語(参考):
oxalic acid anodic oxide coating
分類: アルミニウム表面処理用語 > d) 陽極酸化処理(染色、封孔、排水処理)
番号: 410
用語: 硫酸皮膜
定義:
硫酸水溶液で陽極酸化処理して生成した皮膜。
対応英語(参考):
sulphuric acid anodic oxide coating
分類: アルミニウム表面処理用語 > d) 陽極酸化処理(染色、封孔、排水処理)
番号: 411
用語: クロム酸皮膜
定義:
クロム酸水溶液で陽極酸化処理して生成した皮膜。
ベングーフ・スチュアート法が工業的に最初に行われた。
主に航空機に用いられる。
対応英語(参考):
chromic acid anodic oxide coating
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