合金,酸化,硫酸,性質,腐食等のJIS用語

 

直流法/交流法/交直重畳法



アルミニウム表面処理用語において、”d) 陽極酸化処理(染色、封孔、排水処理)”に分類されている用語のうち、『直流法』、『交流法』、『交直重畳法』のJIS規格における定義その他について。

アルミニウム及びアルミニウム合金の陽極酸化処理及び化成処理などに関する主な用語として、アルミニウム表面処理用語(JIS H 0201)において、”d) 陽極酸化処理(染色、封孔、排水処理)”に分類されている表面処理用語には、以下の、『直流法』、『交流法』、『交直重畳法』などの用語が定義されています。

アルミニウム表面処理用語(JIS H 0201)
⇒【 d) 陽極酸化処理(染色、封孔、排水処理) 】


分類: アルミニウム表面処理用語 > d) 陽極酸化処理(染色、封孔、排水処理)

番号: 401

用語: 直流法

定義:
直流によって陽極酸化処理
(※1)をする方法。

対応英語(参考):
direct current anodizing


分類: アルミニウム表面処理用語 > d) 陽極酸化処理(染色、封孔、排水処理)

番号: 402

用語: 交流法

定義:
交流によって陽極酸化処理をする方法。

対応英語(参考):
alternating current anodizing


分類: アルミニウム表面処理用語 > d) 陽極酸化処理(染色、封孔、排水処理)

番号: 403

用語: 交直重畳法

定義:
交流によって直流を重畳して陽極酸化処理する方法。

対応英語(参考):
process of superimposed direct current on alternating current


(※1)
陽極酸化処理とは、単に陽極処理ともいい、陽極における電気化学的な酸化処理の総称です。
陽極酸化処理によって生成した皮膜を、陽極酸化皮膜といい、アルミニウム及びアルミニウム合金の表面処理として一般によく行われる、アルマイト処理がこれにあたります。