合金,酸化,硫酸,性質,腐食等のJIS用語

 

PR法/パルス法



アルミニウム表面処理用語において、”d) 陽極酸化処理(染色、封孔、排水処理)”に分類されている用語のうち、『PR法』、『パルス法』のJIS規格における定義その他について。

アルミニウム及びアルミニウム合金の陽極酸化処理及び化成処理などに関する主な用語として、アルミニウム表面処理用語(JIS H 0201)において、”d) 陽極酸化処理(染色、封孔、排水処理)”に分類されている表面処理用語には、以下の、『PR法』、『パルス法』などの用語が定義されています。

アルミニウム表面処理用語(JIS H 0201)
⇒【 d) 陽極酸化処理(染色、封孔、排水処理) 】


分類: アルミニウム表面処理用語 > d) 陽極酸化処理(染色、封孔、排水処理)

番号: 407

用語: PR法

定義:
周期的に電流又は電圧の極性を反転させて電解する方法。
電流反転法ともいう。

対応英語(参考):
periodic reverse electrolysing


分類: アルミニウム表面処理用語 > d) 陽極酸化処理(染色、封孔、排水処理)

番号: 408

用語: パルス法

定義:
パルス波形を用いた電解方法。
電流回復現象によって、高い電流密度
(※1)で電解(※2)できる。

対応英語(参考):
pulse anodizing


(※1)
電流密度とは、電極の単位面積当たりの電流の大きさのことです。

(※2)
電解とは、電解液中に浸漬した電極に電流を流し、電極で起こさせる電気化学反応のことです。