合金,酸化,硫酸,性質,腐食等のJIS用語

 

ベーマイト法



アルミニウム表面処理用語において、”e) 化成処理”に分類されている用語のうち、『ベーマイト法』のJIS規格における定義その他について。

アルミニウム及びアルミニウム合金の陽極酸化処理及び化成処理などに関する主な用語として、アルミニウム表面処理用語(JIS H 0201)において、”e) 化成処理”に分類されている表面処理用語には、以下の、『ベーマイト法』の用語が定義されています。

アルミニウム表面処理用語(JIS H 0201)
⇒【 e) 化成処理 】


分類: アルミニウム表面処理用語 > e) 化成処理

番号: 502

用語: ベーマイト法(※1)

定義:
高温の純水中でアルミニウムの表面に皮膜を生成させる方法。
これに少量のアンモニア水などを添加して処理する場合もある。

対応英語(参考):
boehmite process


(※1)
ベーマイト法は、高温の純水中のほか、飽和水蒸気中で処理する場合もあります。
アルミニウムの表面に生成させた皮膜により、表面に塗装を施す場合には、塗装密着性も向上します。
ベーマイト法は、電解せずに(無電解で)金属表面上に化学酸化剤の反応によって化学的に酸化皮膜を生成させる表面処理であるアルミニウム及びアルミニウム合金の化成処理の一種です。