合金,酸化,硫酸,性質,腐食等のJIS用語

 

りん酸塩法



アルミニウム表面処理用語において、”e) 化成処理”に分類されている用語のうち、『りん酸塩法』のJIS規格における定義その他について。

アルミニウム及びアルミニウム合金の陽極酸化処理及び化成処理などに関する主な用語として、アルミニウム表面処理用語(JIS H 0201)において、”e) 化成処理”に分類されている表面処理用語には、以下の、『りん酸塩法』の用語が定義されています。

アルミニウム表面処理用語(JIS H 0201)
⇒【 e) 化成処理 】


分類: アルミニウム表面処理用語 > e) 化成処理

番号: 507

用語: りん酸塩法

定義:
りん酸塩
(※2)を含む水溶液(普通ふっ化物を含む)で、化学的に皮膜を生成させる方法

対応英語(参考):
phosphate process


(※1)
りん酸塩法は、電解せずに(無電解で)金属表面上に化学酸化剤の反応によって化学的に酸化皮膜を生成させる表面処理であるアルミニウム及びアルミニウム合金の化成処理の一種です。

(※2)
りん酸塩については、鉄鋼表面の塗装下地用りん酸塩化成処理剤として、以下のJIS規格があります。

JIS K 3151
塗装下地用りん酸塩化成処理剤