合金,酸化,硫酸,性質,腐食等のJIS用語

 

静電塗装



アルミニウム表面処理用語において、”f) 関連表面処理(塗装、めっき、ほうろう、溶射)”に分類されている用語のうち、『静電塗装』のJIS規格における定義その他について。

アルミニウム及びアルミニウム合金の陽極酸化処理及び化成処理などに関する主な用語として、アルミニウム表面処理用語(JIS H 0201)において、”f) 関連表面処理(塗装、めっき、ほうろう、溶射)”に分類されている表面処理用語には、以下の、『静電塗装』の用語が定義されています。

アルミニウム表面処理用語(JIS H 0201)
⇒【 f) 関連表面処理(塗装、めっき、ほうろう、溶射) 】


分類: アルミニウム表面処理用語 > f) 関連表面処理(塗装、めっき、ほうろう、溶射)

番号: 603

用語: 静電塗装(※1)

定義:
一般に被塗装物を陽極、噴射装置を陰極とし、直流高電圧をかけて静電気を帯電させた噴霧状の塗料を品物に電気的に引き付けて塗装する方法。

対応英語(参考):
electrostatic coating,
electrostatic spraying,
electrostatic spray coating


(※1)
静電塗装は、従来の吹付塗装法に比較すると、塗着効率が良いという特徴があり、家電製品や自動車製品などの金属製品の塗装に広く採用されている塗装です。
静電塗装は、スプレーガンで噴霧状の塗料を吸着させるのが一般的です(静電スプレーガン装置)。