皮膜質量/陽極酸化皮膜の熟成/ダイマーク/みみずしみ
アルミニウム表面処理用語において、”g) 性質・欠陥”に分類されている用語のうち、『皮膜質量』、『陽極酸化皮膜の熟成』、『ダイマーク』、『みみずしみ』のJIS規格における定義その他について。
アルミニウム及びアルミニウム合金の陽極酸化処理及び化成処理などに関する主な用語として、アルミニウム表面処理用語(JIS H 0201)において、”g) 性質・欠陥”に分類されている表面処理用語には、以下の、『皮膜質量』、『陽極酸化皮膜の熟成』、『ダイマーク』、『みみずしみ』などの用語が定義されています。
アルミニウム表面処理用語(JIS H 0201)
⇒【 g) 性質・欠陥 】
分類: アルミニウム表面処理用語 > g) 性質・欠陥
番号: 716
用語: 皮膜質量
定義:
陽極酸化皮膜の質量。
通常、単位面積当たりの質量で表す。
対応英語(参考):
coating mass
分類: アルミニウム表面処理用語 > g) 性質・欠陥
番号: 717
用語: 陽極酸化皮膜の熟成
定義:
陽極酸化処理後、一定期間を経過することによって、皮膜の性質が安定化する現象。
エイジングともいう。
対応英語(参考):
ageing
分類: アルミニウム表面処理用語 > g) 性質・欠陥
番号: 718
用語: ダイマーク
定義:
押出(引抜)材表面の押出(引抜)方向に現れる線状の細かい凹凸。
対応英語(参考):
die mark
分類: アルミニウム表面処理用語 > g) 性質・欠陥
番号: 719
用語: みみずしみ
定義:
重ねた板の間にできる、みみずがはったようなしみ。
対応英語(参考):
deep-seated stain
[ アルミニウム表面処理 > 性質・欠陥 ]