油焼け/触はん/バフむら/バフ焼け
アルミニウム表面処理用語において、”g) 性質・欠陥”に分類されている用語のうち、『油焼け』、『触はん』、『バフむら』、『バフ焼け』のJIS規格における定義その他について。
アルミニウム及びアルミニウム合金の陽極酸化処理及び化成処理などに関する主な用語として、アルミニウム表面処理用語(JIS H 0201)において、”g) 性質・欠陥”に分類されている表面処理用語には、以下の、『油焼け』、『触はん』、『バフむら』、『バフ焼け』などの用語が定義されています。
アルミニウム表面処理用語(JIS H 0201)
⇒【 g) 性質・欠陥 】
分類: アルミニウム表面処理用語 > g) 性質・欠陥
番号: 720
用語: 油焼け
定義:
圧延油又は潤滑油の不完全燃焼によって材料の表面に生じた変色。
対応英語(参考):
oil stain
分類: アルミニウム表面処理用語 > g) 性質・欠陥
番号: 721
用語: 触はん
定義:
素材の取扱い中に付着した指紋などの跡。
対応英語(参考):
finger mark
分類: アルミニウム表面処理用語 > g) 性質・欠陥
番号: 722
用語: バフむら
定義:
だれ、磨き目の不ぞろいなどバフ研磨(※1)のむら。
対応英語(参考):
buff-patched appearance
分類: アルミニウム表面処理用語 > g) 性質・欠陥
番号: 723
用語: バフ焼け
定義:
バフ研磨中の高熱のために生じた研磨面の不均一性。
対応英語(参考):
buff-burned pattern
(※1)
バフ研磨とは、布製又は適切な物質の研磨輪を用い、その表面にバフ研磨剤を付けて行う研磨方法のことです。
研磨の程度によって下地磨き、仕上げ磨き、つや目磨きに分けられます。
粗粒の研磨材を表面に保持した研磨輪を使用してグラインダバフ研磨などがあります。
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