皮きず/コーナー欠陥/すりきず/ガスだまり
アルミニウム表面処理用語において、”g) 性質・欠陥”に分類されている用語のうち、『皮きず』、『コーナー欠陥』、『すりきず』、『ガスだまり』のJIS規格における定義その他について。
アルミニウム及びアルミニウム合金の陽極酸化処理及び化成処理などに関する主な用語として、アルミニウム表面処理用語(JIS H 0201)において、”g) 性質・欠陥”に分類されている表面処理用語には、以下の、『皮きず』、『コーナー欠陥』、『すりきず』、『ガスだまり』などの用語が定義されています。
アルミニウム表面処理用語(JIS H 0201)
⇒【 g) 性質・欠陥 】
分類: アルミニウム表面処理用語 > g) 性質・欠陥
番号: 728
用語: 皮きず
定義:
素材中の異物(ガスを含む。)又はきずのために材料の表面が皮を被ったようになったもの、及びこの皮がはがれたもの。
対応英語(参考):
sliver
分類: アルミニウム表面処理用語 > g) 性質・欠陥
番号: 729
用語: コーナー欠陥
定義:
品物の鋭い角度の部分にできる陽極酸化皮膜の欠陥。
対応英語(参考):
corner defect
分類: アルミニウム表面処理用語 > g) 性質・欠陥
番号: 730
用語: すりきず
定義:
取扱い中に表面にできた連続又は断続した線状のきず。
対応英語(参考):
scratch
分類: アルミニウム表面処理用語 > g) 性質・欠陥
番号: 731
用語: ガスだまり
定義:
電解中に品物内部にガスがたまり、陽極酸化皮膜がむらになった部分。
対応英語(参考):
defect of gasb accumulation
[ アルミニウム表面処理 > 性質・欠陥 ]