合金,酸化,硫酸,性質,腐食等のJIS用語

 

写像性/光輝性/色堅ろう度/光堅ろう度



アルミニウム表面処理用語において、”g) 性質・欠陥”に分類されている用語のうち、『写像性』、『光輝性』、『色堅ろう度』、『光堅ろう度』のJIS規格における定義その他について。

アルミニウム及びアルミニウム合金の陽極酸化処理及び化成処理などに関する主な用語として、アルミニウム表面処理用語(JIS H 0201)において、”g) 性質・欠陥”に分類されている表面処理用語には、以下の、『写像性』、『光輝性』、『色堅ろう度』、『光堅ろう度』などの用語が定義されています。

アルミニウム表面処理用語(JIS H 0201)
⇒【 g) 性質・欠陥 】


分類: アルミニウム表面処理用語 > g) 性質・欠陥

番号: 756

用語: 写像性

定義:
陽極酸化皮膜表面に像を写したときの像の鮮明さ又はゆがみの程度を表す皮膜表面の性質。

対応英語(参考):
image clarity


分類: アルミニウム表面処理用語 > g) 性質・欠陥

番号: 757

用語: 光輝性

定義:
光を鏡面反射する表面の特性。

対応英語(参考):
brightness


分類: アルミニウム表面処理用語 > g) 性質・欠陥

番号: 758

用語: 色堅ろう度

定義:
光、熱、雨水などに対する色の耐久性。

対応英語(参考):
colour fastness


分類: アルミニウム表面処理用語 > g) 性質・欠陥

番号: 759

用語: 光堅ろう度(※1)

定義:
長期の光暴露に対する着色表面の耐久性。

対応英語(参考):
light fastness


(※1)
光堅ろう度については、その試験方法が、以下のJIS規格に規定されています。

JIS H 8685-1
アルミニウム及びアルミニウム合金の着色陽極酸化皮膜の促進耐光性試験方法−第1部:光堅ろう度試験

JIS H 8685-2
アルミニウム及びアルミニウム合金の着色陽極酸化皮膜の促進耐光性試験方法−第2部:紫外光堅ろう度試験

これらの規格では、アルミニウム及びアルミニウム合金の製品に施した着色陽極酸化皮膜の、光堅ろう度試験及び紫外光堅ろう度試験による促進耐光性試験方法について規定されています。