顕微鏡断面測定法/渦電流式厚さ測定法
アルミニウム表面処理用語において、”h) 検査・試験”に分類されている用語のうち、『顕微鏡断面測定法』、『渦電流式厚さ測定法』のJIS規格における定義その他について。
アルミニウム及びアルミニウム合金の陽極酸化処理及び化成処理などに関する主な用語として、アルミニウム表面処理用語(JIS H 0201)において、”h) 検査・試験”に分類されている表面処理用語には、以下の、『顕微鏡断面測定法』、『渦電流式厚さ測定法』などの用語が定義されています。
アルミニウム表面処理用語(JIS H 0201)
⇒【 h) 検査・試験 】
分類: アルミニウム表面処理用語 > h) 検査・試験
番号: 805
用語: 顕微鏡断面測定法(※1)
定義:
陽極酸化皮膜の断面を顕微鏡で観察して皮膜厚さを測定する方法。
対応英語(参考):
coating thickness measurement by microscope
分類: アルミニウム表面処理用語 > h) 検査・試験
番号: 806
用語: 渦電流式厚さ測定法(※2)
定義:
高周波渦電流を用いて非破壊法で皮膜厚さを測定する方法。
対応英語(参考):
coating thickness measurement by eddy-current method
(※1)
顕微鏡断面測定法については、以下のJIS規格があります。
JIS H 8680-1
アルミニウム及びアルミニウム合金の陽極酸化皮膜厚さ試験方法−第1部:顕微鏡断面測定法
この規格では、アルミニウム及びアルミニウム合金の製品に施した陽極酸化皮膜の顕微鏡断面測定法による皮膜厚さ試験方法について規定されています。
(※2)
渦電流式厚さ測定法については、以下のJIS規格があります。
JIS H 8680-2
アルミニウム及びアルミニウム合金の陽極酸化皮膜厚さ試験方法−第2部:渦電流式測定法
この規格では、アルミニウム及びアルミニウム合金の製品に施した陽極酸化皮膜の渦電流式測定法による皮膜厚さ試験方法について規定されています。
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